
私には、見るたびに「なんて可愛いんだろう」と思う女優さんがいます。
石田ゆり子さんです。
美しいのはもちろん、あの柔らかい雰囲気と自然な可愛らしさ。私より少しお姉さんなのですが、「こんなふうに年齢を重ねたいな」と思う、憧れの女性です。
先日、石田さんが美しさの秘訣を聞かれて、長年ピラティスを続けているとお話しされているのを見ました。
その瞬間、私の心の中で拍手喝采。
「ゆり子さん! 私もです!」
……もちろん、画面の向こうには聞こえていません(笑)。
普段は女優さんとして遠い世界にいる方なのに、ピラティスという共通点があるだけで、急に親近感が湧いてしまう。人間って都合よくできています。私だけでしょうか。
もちろん、あの可愛らしさの理由が、すべてピラティスだとは思っていません。
ピラティスをしたら石田ゆり子さんになれます、とも言えません。
そんなことができたら、私がとっくになっています(笑)。
でも、憧れの方の暮らしの中に、自分が15年続けてきたピラティスがある。それが、なんだかとても嬉しかったんです。
華やかな姿を見ると、つい特別な美容法や、何か秘密の方法があるのかなと思ってしまいます。
でも、その日々の中には、こつこつ体を動かし、自分を整える時間もあるんですね。
私が石田さんに惹かれるのは、若々しい見た目だけではありません。年齢を重ねながら、可愛らしさも、柔らかさも、その人らしさも持っていらっしゃるところ。
少し先を歩く憧れの女性がいると、「この先も楽しみだな」と思えます。
私も、年齢を数えてため息をつくより、
「来年はどんな自分になろうかな」
と、楽しみにしていたい。
そのために今日も、自分の体と向き合う時間を。
女優さんには女優さんの日常があり、私たちには私たちの日常があります。仕事も家事も、いろいろありますが、レッスンの時間くらいは、自分を主役にしてあげましょう。
背筋をすっと伸ばして、気持ちよく呼吸をして。
スタジオを出るときには、ほんの少し女優気分で。
ただし、帰り道にガラスに映る自分を確認するときは、前から来る人にもお気をつけくださいね(笑)。