
先日、友達と福岡へ遊びに行ってきました。
おいしいものを食べて、おしゃべりして。
その中で、ぜひ皆さんにもお伝えしたい話があったんです。
ご一緒したのは、40代前半の独身男性。
しかも、イケメン。
ここ、大事なので先にお伝えしておきます(笑)。
友達がその彼に聞いたんです。
「素敵だなと思う女性の条件、7つ言って!」
7つって、なかなかの無茶ぶりですよね。
面接でも、もう少し優しい質問をしてくれそうです。
そこで彼が挙げた、1つ目の条件。
「自分をしっかり持っている人」
なるほど。
自分の考えがあって、自分の人生を大切にしている女性。
素敵ですよね。
そして、2つ目。
「姿勢がいい人」
……えっ、姿勢!?
ピラティスのインストラクターとしては、聞き逃せません。
今、何とおっしゃいました?
もう一度、できればスタジオの皆さんにも聞こえる声でお願いします(笑)。
だって、「顔がかわいい」とか「細い」とか、そういう話が出てくるのかと思っていたんです。
ところが、ほかに挙がった条件も、どちらかというと内面に関することばかり。
その中に「姿勢」が入っていたのが、とても印象的でした。
彼には結婚や子育ての経験もあり、「30歳以上の女性のほうが話が合う」とも話していました。
見た目の華やかさだけでなく、一緒にいてどう感じるかを大切にしているのかな、と思ったんですね。
もちろん、これは彼個人の好み。
男性みんなが同じ、という話ではありません。
でも、よく考えてみると、わかる気がしませんか?
すっと立っている人。
肩に余計な力が入らず、自然に顔を上げている人。
それだけで、なんだか自信がありそうで、落ち着いていて、素敵に見えることがあります。
実際の性格は姿勢だけではわかりませんが、姿勢が、その人の印象をつくる一部になっているのは感じますよね。
私たち女性は、つい思いがちです。
「あと3キロ痩せたら」
「もう少しウエストが細くなったら」
「この二の腕がどうにかなったら」
……二の腕への要求、年々厳しくなります(笑)。
でも、魅力って、体重計の数字だけで決まるものではないんですよね。
自分の考えを持っていること。
楽しそうに話すこと。
自分自身を大切にしていること。
そして、自分の体で気持ちよく、すっと立てること。
目指したいのは、ただ小さく、細くなることよりも、自分らしく、心地よくいられる体なのかもしれません。
ここで、やっぱりピラティスの出番です。
いい姿勢というのは、胸をぐいっと張って、お腹を固めて、気合いで耐えることではありません。
それでは写真撮影の数秒間が限界です。
しかも、息ができません(笑)。
ピラティスでは、呼吸をしながら、自分の体の位置や動きに目を向けていきます。
背骨や骨盤をどう動かしているか。
肩に力が入りすぎていないか。
立つときに、どこで体を支えているか。
そんなことを少しずつ知って、日常でも無理なく体を使えるように練習していくんです。
男性に素敵だと思われるのも、もちろんうれしい。
でも、それ以上に、鏡に映った自分を見て、
「今日の私、なんかいい感じ」
と思えたら、もっといいですよね。
福岡で思いがけず聞いた「素敵な女性の条件」。
おいしいものと一緒に、しっかり持ち帰ってきました。
自分をしっかり持つこと。そして、姿勢を整えること。
心の軸も、体の軸も、大切にしたいですね。
というわけで、やっぱりピラティスは必要だなと、改めて思った福岡の旅でした。
決して、イケメンのひと言で急にやる気が出たわけではありません。
……ちょっと背筋は伸びましたけどね(笑)。